「あなたの夢はなんですか?」と質問されたら、あなたはなんて答えますか?
ちょっとドキッとした人もいるのではないでしょうか?
今、「夢がない」「夢を持てない」若者って結構多いんですよね。
「夢」「目標」「志」この3つの言葉は、似ているようで実は違うものなんです。
夢が持てないと悩んでいる方にはぜひこの記事を読んでいただきたいと思います!
Contents
「夢」ってなんだろう?「目標」や「志」との違いって?
あなたの夢はなんですか?
これって実は僕には結構難しい質問で…(笑)
夢って難しいな〜、そんな大きなもの持ってないな〜と、「あなたの夢はなんですか?」という質問を耳にすると、いつもちょっと落ち込んだりしてました(笑)
僕はソフトバンクの孫正義社長が好きなんですが、よく孫社長が言うのは「志高く」という言葉なんですよね。
そんな孫社長のお言葉を聞くと、感化される自分と、志どころか夢も持てていない自分にがっかりする自分と2つの感情が存在していました。
実は、「志」と「夢」似ているようでちょっと違うものなんですよね。
「志」とは、人生を賭けて成し遂げたいこと。
「夢」とは、自分の願望や欲求。
孫社長が言っている「志」とは、個人の中に存在するものではなく、世のため人のため、より多くの人の夢を叶えるために自分の人生を賭けて成し遂げたい野望のようなもので、その道はいばらのみち。
様々な困難にぶち当たろうとも、決して諦めずに成し遂げるものなんですね。
一方で夢は、あくまで個人の願望なんです。
孫社長が若者に伝え続けているのは、夢なんかで終わらない高い志を持って生きろ!ということなんですよね。
「夢」と「目標」の違いってなに?
では「目標」って一体なんなのでしょうか?
目標とは、夢(やりたい、なりたい、という願望)を実現するためにクリアしていくべきステップ。
こうなりたい、こうありたいという目的に向かって、そのために必要となってくるものが目標なんです。
例えば、
プロ野球選手になりたい!(目的)
↓
甲子園に出場する!(目標①)
↓
エースで4番になる!(目標②)
↓
ホームランを打てる筋力をつける!(目標③)
・
・
・
と、目的をどんどんブレイクダウンしていくことで、その夢を達成するのに必要なスモールステップ(目標)が生まれていきます。
つまり、夢を実現するために、目標があるんですね。
「夢」を書き出してみよう!
孫社長のことはすごく尊敬しているし、素晴らしい偉業を成し遂げ続けている人だと思うんですが、すごすぎて「自分の夢もわからない自分に、志なんて持てない…」と落ち込むこともあったりします(笑)
でも、ちょっと待ってください、「夢=自分のやりたいこと」で良いんです。
例えば、
お金持ちになりたい!
とか、
ハワイに移住したい!
とか、そういう願望も立派な夢です。
「夢がない」という人はまず、自分がやりたいことや憧れることを書き出してみてください。
例えば、「ハワイに移住したい!」とか「豪華客船で世界一周したい!」とか「プール付きの豪邸に住みたい!」とか「プロ野球選手になりたい!」とか「モデルになりたい!」なんでも良いです。
ポイントは、現実からの積み上げで考えないこと!
俺なんか/私なんかがモデルになりたいなんて、無理だよな〜とか、そういうのは一旦抜きにして考えてみてください。
誰に見せるわけでもないので、自分の願望に素直になって考えてみてくださいね。
「夢」を持つことができれば「志」も見えてくる
どうですか?夢について、イメージは湧いてきましたか?
それでは、「志」とは一体なんなのか?どうすれば志を持って生き方を決められるのか?を考えてみましょう。
先ほど、夢と目標の違いについてお話ししましたが、実は夢のさらにその上にある想いこそが志なんです。
先ほどの例を元に考えてみましょう。
プロ野球選手になりたい!(夢)
なぜそうなりたいのか?
もしかしたら、子どもの頃にお父さんとキャッチボールした時に「野球選手になれよ!」と言われた父の言葉が胸に残っているのかもしれませんし、プロ野球で活躍する選手の姿がかっこよくて、僕もあんな風になりたい!と思ったからかもしれません。
その夢を見ることになったきっかけが存在するはずです。
ゴジラ松井がホームランを打つ姿がかっこ良くて野球を始めた(きっかけ)
↓
プロ野球選手になりたい!(夢)
↓
プロ野球選手になって1人でも多くの子どもに野球のかっこ良さを伝えたい!(志)
「プロ野球選手になりたい」という夢は、あくまで個人の願望です。
しかし、「プロ野球選手になって1人でも多くの子どもに野球のかっこ良さを伝えたい!」というのは、自分だけでなくまだ見ぬ未来の子どもたちに矢印が向いています。
そうなるとそれはもはや個人の願望ではなく、人生で成し遂げたい志になります。
どうですか?
夢や志が身近に感じませんか?
ドリームキラーに負けずに夢を叶えよう!
あなたが夢を語るとき、必ずと言っていいほどあなたの夢を馬鹿にする人がいますよね。
「お前なんかには無理だ」
「世の中そんなに甘くない」
キラキラ輝くあなたの目を見て、どうにか邪魔しよう、阻止しようといろんな言葉を投げ捨ててくる。
そんな経験はありませんか?
あなたの夢や目標をバカにして、邪魔しようとしてくるような人のことをドリームキラーと呼びます。
どうかドリームキラーに負けないでください。
あなたの夢を叶えられるのは、あなたしかいません。
そもそも、「夢」とはあなた自身の願望です。誰にとやかく言われる筋合いもないんです。
それをバカにするような人は、本当は夢を語るあなたに嫉妬しているだけなんです。
キラキラ輝くあなたが眩しいから、かき消したくなっているだけ。そんな人たちに潰されないで、志を持って、夢の実現のために小さなスモールステップをクリアしていってください。
あなたにしか持てない、あなただけの夢。
「自分の夢はなんだろう?」と自分に素直になって問いかけてみてくださいね。