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空気を読むのが苦手な人へ。「空気が読めない人」が世界を救う!自信を持って生きよう

どうも、複業会社員のHIROです。

KY(空気が読めない)なんて言葉が一昔前に流行りましたが、今も「空気を読む」ということに必死になっていませんか?

学校では、空気を読めないとハブかれる。

会社でも、空気を読めない奴は仕事ができない。

本当にそうなのでしょうか?

空気を読むってどういうこと?

俗にいう「空気を読む」とはどういう意味なのでしょうか?

その場の雰囲気から状況を推察する。特に、その場で自分が何をすべきか、すべきでないかや、相手のして欲しいこと、して欲しくないことを憶測して判断する。

引用元:デジタル大辞泉

日本人は欧米人に比べて、自分の主張をしない傾向にあるとはよく言われるのことだと思います。

その場にいる人たちの中で、全体の流れに逆らうようなことをすると「空気が読めない」なんて言われたりしますよね。

空気を読むということには、2つの種類があります。

1つは、相手の心を読み取りその気持ちに寄り添うという空気の読み方

例えば、彼女や奥さんとの会話の中やちょっとした仕草の中から相手の気持ちを汲んで、時には聞き手に徹したり、時には空気を読んで家事を手伝ったり(笑)

相手の喜ぶ顔を思い浮かべて、その期待に応えようとすることも「空気を読む」ことになります。

これはコミュニケーションを円滑にする助けにもなる、良い空気の読み方ですね。

そしてもう1つは、多数派の意見を察してそれに乗るという空気の読み方

この空気の読み方は時に危険をもたらします。

何故ならば、正しいか正しくないかはさておいて、「みんながそうだから、空気を読んでそうする」ということになるからです。

例えば、以前僕の会社であったことなのですが、会議でどう考えてもカスタマーファーストにはならないサービスを決議しようとしている時がありました。

お偉いさんたちは「いいねいいね」と乗り気になっていたんですね。もう誰も止められないし口を挟めば巻き込まれるので知らん顔ですよ(笑)

で、その流れで決定しようとしている時、「そのサービスには反対です!!」と声を挙げられる人はどのくらいいるでしょうか?

僕はダメでした…本当は反対したい気持ちがめちゃくちゃあったんですけど、やっぱり空気読んじゃいますよね(笑)

これは極端な例でしたが、みんながそうするからという理由で長いものに巻かれるというのは時には判断を誤る危険性があります。

「空気を読めない人」が人気の理由は嘘をつかないから

空気が読めない人はイジメられたり、嫌われたりしてしまいがちですが、最近では空気を読まない人が人気ですよね。

例えば、社会学者でコメンテーターとしても活躍している古市憲寿さんなんかは、全く空気を読みませんよね(笑)

自分がどう感じたかをそのまま口にしますが、空気を読まずに嫌われるどころか、友人が多くテレビにも引っ張りだこです。

その意味では、坂上忍さんやマツコデラックスさんなど、空気を読まずにズバッと発言するような人が人気を集めていますよね。

本来嫌われるはずの「空気を読まない人」がここまで人気を博している理由はなんなのでしょうか?

それは、空気を読んで相手が期待することを言うのではなく、自分の気持ちに嘘をつかない発言をするからでしょう。

周りの目ばかりを気にして思ったことも言いたいことも言えない時代に、嘘のないストレートな発言をできるのが羨ましくも感じるのかもしれません。

そう言えば、「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…POISON♩」ってフレーズありましたよね〜(笑)

「空気読めよ〜」なんていう時代はとっくの昔に終わっているのかもしれません。

今の時代に愛されるのは、空気なんか読まずに本音をストレートに表現する人。

そういう人ほど、嘘をつかない誠実な人という信頼感が生まれているのかもしれませんね。

人類の発展は「空気が読めない人」なしではあり得なかった?!

確かに、周りの期待に応えてそつなく生きられればその場しのぎでは楽に生きられるかもしれません。

しかし、自分の意思や正しさを押し殺しながら生きるのは思っている以上にストレスがかかります。

100人いたら100人が違うと言っても、大衆意見だから正しいととは限らないのです。

そう考えると、空気を読んで周りの意見と合わせることは重要なことではないのです。

発明王との異名を持つエジソンも空気の読めない子どもでした。

学校で先生が何かを教えるたびに「Why?」を繰り返し、なんでもかんでもどうしてなのかを知りたがる子どもだったという話を聞いたことがある方もいますよね。

空気を読んでわかったフリをするのではなく、先生が教えてくれることだから正しいと思い込むのでもなく、自分の知りたい思いに正直に勉強していったエジソンが、現代にも通ずる数々の発明品を残してくれました。

もしかしたらエジソンは、「面倒くさい奴」と嫌われていたかもしれませんが、その好奇心や探究心に蓋をして生きていたら、きっとなんの発明品も生まれなかったでしょう。

その意味では、空気の読めないエジソンが世界を救ったということになります。

空気が読めない人は世の中には必要不可欠なんです。

空気なんて読まなくていい。

ここまで、空気を読む、読まない、という話をしてきましたが、空気なんて読まなくていいです。

あなたが空気を読まないことで離れていく人もいるかも知れません。

「空気読めよ〜」と古臭いツッコミをする人もいるかも知れません。

でも、そんなことは重要なことではないのです。むしろ、そんなことで終わる人間関係は必要ではありません。

大切なのは、正しいことはなんなのか?やるべきことはなんなのか?あなたが考え、決めることです。

自分の選択が間違っていれば、それを認めて次に生かせば良い。

自分の選択が正しければ、自信を持ってやり抜けば良い。

ただそれだけのことです。

自分の頭で考えて行動することの方がよっぽど体力がいるし、大変なことなのです。

多数派が勝ちじゃない。

自分で決めた道を胸張って生きましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。